かぶなみ@子育てしつつ株やってます

前職でIPOにチャレンジ→株のことをなんとなく知る 貯蓄300万に→このまま口座で寝かせてもなぁ…と悩む コロナショック→今だ!と思い、0円になってもきっと泣かない56万円を握りしめ、株始めました。コツコツゆるくスウィングトレード。 共働き、会社員、子1人。株を始めました。 株式投資をする先の目標を考えているところ

カテゴリ: 自分なりの解釈

職場の人が先日退職。
45歳の方だったので、転職でもするのかと聞くと「いや、不労所得で生きてく目処が立ったから」

ほーーーーーーーーーーーーー!!
マジか、こんな近くに実践してる人がいるとは…

まさにFIRE、セミリタイア。ですね。
本当は55歳を目標にしてたらしいんですが、目処がたったので思い切って!とのこと。

確かに彼は結婚もしてなく、独身謳歌してんなーくらいにしか思ってなかったんですが、あえて結婚せずにいたそうです。

私も株式投資を始めて、FIREという言葉ををよく見聞きするようになりました。
確かに労働に縛られない生き方は魅力的だし、顔を知ってる人が実際に実現したのを見て、感動すら覚えました。

何をやっていたのかを聞くと、不動産投資や株式運用で資金を増やしたそう。本当にお見事。



けれどどこかで、FIREってどうなんだろうとも思うのです。


凄く概念的な話になってしまいますが、
今は資本主義社会で、中心にあるのは企業と労働。
この「労働して企業が成長して」というのが基本構図で、これこそが資本主義です。


我々がそんな資本主義社会で生きている以上、労働をすること若しくは資本を出して企業を作ること、そんな何かしらの経済活動をすることは必要、いや、もはや義務なのではないでしょうか。


「世界は誰かの仕事でできている」とはまさに。
そうなんです。この世の中は誰かの労働で成り立ってるんです。


けれど、今の社会はこの労働という義務がどうしょうもなく苦痛に感じる人が多く(私もそうなんですが)そこにとても矛盾や悲壮感を感じます。


義務が苦痛ってとってもしんどい。そりゃ生きていくの辛い訳だわ。


だから皆FIREを一度は考えるし、実際にそれを目指して日々活動している人も多くいますよね。


FIREとは、主に働かずに好きなことをして生きていくことを指すと思うんですが、今回FIREした彼も「好きなサーフィンをしてのんびり過ごすわ」と言ってました。


でも彼がここでもし、サーフィン教室を開こうと考えたとすると、それは資本を出して企業を作り講師として労働して経済活動をする訳なので、立派に義務を果たしています。
…まぁFIREしたわけですし、しないと思いますが。


でも、好きなことを労働にして生きていくっていいですよね。
聞いただけで義務の苦痛が少し和らいだ気がする。


じゃあ私の好きなことって何だろう…と自分に目を向けると…特にない。

結構こういう人が多い。

好きなことがある人も、ゲームするとか漫画を読むとか。そんな人も多い。
享受する側としての好きなこと、消費者としての好きなことなんですよね。

当然消費する側だと消費しちゃうのでそこで終わる。回らない。料金以外の還元ができないんです。

思えば私はいつも受け取るだけ、消費するだけの人生でした。

受け取るだけの教育を受けて、みんなと同じだから就職。

だから仕事も受け取る側。働く理由は給料を受け取らなきゃならんから。
けれど給料を受け取るには、仕事も受け取ってさらに還元しなきゃならない。

でも今まで消費しかしてこなかったもんだから、お金を払う以外の還元の方法が分からない!学校で教えてもらってないもの!

さらにそれが義務ときたらもう…そりゃ…苦痛だわ。

こんな人、たぶん多い。

そして子供の顔をみて、子供の将来を想像して思うのです。こんな風な生き方をしてほしくないなと。

こんな人もたぶん多い。

私が投資を始めたのは今年の3月からですが、口座自体は2018年から持っていました。

興味はあって口座開設したものの、スタートする勇気がなかったり、娘さんも生まれたばかりであたふたしていたこともあり、結局そのままの状態に。

当時はなけなしの6万円を口座に入金してそのままでしたが、この間に昇進をさせていただいたり、保育園料が無料になったりと色々と恩恵を受けまして、貯蓄が増えていっていました。

通帳をみながら「運用しないともったいないかな…」と思っていた矢先にコロナショックが。

日経平均暴落のニュースを見ながら旦那さんに「やるなら今かも…」と相談したところ
(旦那さんはリーマンショックの時から投資信託を始めていたので)
「今始めたら確かに上がるかもね。いいんじゃない」と後押しもしてもらい、やっと重い腰があがった感じでした。


証券口座に6万円でしたが、貯蓄は300万ほどあり、どれくらい投資に回そうかなと悩んだ結果、50万円を追加して56万円でスタートをはじめました。
なぜ50万円だったかというと、「仮にゼロ円になっても傷つかない…はず」と思ったからです。


なぜ傷つかないのかを更に突き詰めると、今ある貯蓄はボーナスを毎回使わなかった結果あるお金だと分かっていたため。
特に趣味があるわけでもなく、生活費はお給料で賄えていたので、仮に50万円が損してゼロ円になったとしても、1年くらい頑張って働けば9割方、ほぼ確実に補てんできる金額だなとイメージしたためです。


さらに56万円あれば、株価が2000円以下の銘柄が2~3銘柄ほど買うことができ、当時目を付けていた銘柄の株価もそれくらいだったので、まぁいいかという感じでした。


最初の投資金額はなかなか決めずらいものですが、実際に始めた身からしても、なんというか、身の丈に合ったというか、張り切り過ぎない金額がいいなと今でも思います。生活費を充てるのは絶対にオススメできません。


というのも、ゼロ円になっても傷つかないと思ってつぎ込んでもマイナスになれば最初は仕事も手に付かなくなってました。今は慣れましたが。
あれを生活費でやろうとは絶対に思いません
あくまで余剰資金で!が激しく推奨されます。

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